葬儀のあれこれ

宗派のあれこれ

天台宗の葬儀

天台宗は平安時代に最澄が開いた仏教宗派です。
この記事では天台宗の葬儀についてご説明します。

 
【天台宗の基本的な情報】

 

天台宗は、平安時代の僧侶・最澄が開いた宗派です。
本山は比叡山延暦寺です。
本尊は釈迦如来ですが、阿弥陀如来や薬師如来をも礼拝します。
鎌倉時代にはさまざまな仏教宗派が誕生しますが、それらの開祖がみな(浄土宗の法然、浄土真宗の親鸞、臨在宗の栄西、曹洞宗の道元、日蓮宗の日蓮など)比叡山で修業したことから、日本仏教の礎を築いたのが天台宗と言っても過言ではありません。

 

【天台宗の葬儀】

 

天台宗の本尊は、阿弥陀如来や薬師如来など、さまざま仏様を祀りますが、葬儀では主に釈迦如来を迎え、礼拝します。
天台宗の焼香回数は1~3回のいずれでもよいとされています。
天台宗の葬儀では、「法華経」を読みあげて故人様の犯した罪を懺悔し、「阿弥陀経」を読んで極楽浄土に往生させ、「光明真言」を唱えて滅罪すると言われています。

 

【天台宗の教え】

 

天台宗とはもともと中国で生まれた宗派です。
開祖は智顗(ちぎ)という僧侶です。
806年、最澄が年分度者と呼ばれる国家公認の僧侶となった年を、日本天台宗の始まりとしています。
天台宗は、祈祷をし、念仏を唱え、座禅をし、法華経を読みあげる、総合仏教です。
祈祷と言えば真言宗ですし、念仏と言えば浄土宗や浄土真宗ですし、座禅と言えば禅宗(臨済宗や曹洞宗)ですし、法華経と言えば日蓮宗です。
天台宗はこれらすべてを内包しています。
だからこそ、本尊にもこだわらないですし、焼香の回数に決まりがないのです。
鎌倉仏教を生んだ各宗派の開祖がそれぞれの教えを展開していったのは、天台衆の総合仏教の中からそれぞれの特徴を切り取り、特化した結果だと言えます。

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