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日蓮宗の葬儀

日蓮宗は、鎌倉時代の僧侶の日蓮が開いた仏教宗派です。
この記事では、日蓮宗の葬儀について説明します。

 
【日蓮宗の基本的な情報】 

 

日蓮が生きた鎌倉時代は、武家が台頭したことによって、社会不安が増大していました。
末法観が広がる社会を救うには法華経の教えしかないと信じた日蓮は、比叡山で修行したのちに、法華経の教えを布教することを決意。
熱烈にその活動を展開していきます。
しかし、法華経のみを信じ、熱烈なあまり排他的になり、反発勢力を生んでしまいます。
日蓮自身、迫害や法難にあいますが、それでも法華経の普及に邁進したそのカリスマ性は、多くの信者を生み、現代においてももっとも人気のある僧侶だと言えるでしょう。
日蓮宗の本山は、山梨県にある身延山久遠寺ですが、いまでも多くの信者や、日蓮宗寺院の檀家の参拝を集めています。
そのカリスマ性の強さゆえ、教義の解釈の違いなどから、後世は諸宗派に分派しています。
日蓮正宗、法華宗、創価学会、立正佼成会などはすべて日蓮宗系の宗派です。

 

【日蓮宗の葬儀】

 

日蓮宗の本尊は「南無妙法蓮華経」の大曼荼羅です。
特定の仏様を本尊として崇めるのではなく、曼陀羅の中にはさまざまな諸仏の名前が書かれています。
焼香の回数は3回です。
日蓮宗の戒名は「法号」と呼び、中には「日」の文字が入ります。
これを日号と呼びます。
日蓮宗の葬儀の基本も”引導”と”授戒”です。
引導では、死者を霊鷲山という山に導きます。
霊鷲山とは、インドにある実在の山で、この山で釈迦が法華経の教えを説いたとされています。
日蓮宗では死者が行くべき浄土を”霊山浄土”としています。

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