葬儀のあれこれ

仏具のあれこれ

仏壇の中の仏具

仏壇の中にはさまざまな仏具あります。
使い方が分からないものもあるかもしれませんが、1つずつ意味があるものばかりです。
この記事では、仏壇の中の仏具についてご説明します。
 

 

【本尊・位牌】

 

本尊とは、その宗派が礼拝する中心的な仏さまのこと。
中央と両脇の三尊一組で祀られます。
位牌はご先祖様そのものです。
共に、お性根が入って、礼拝の対象となるものです。

■仏像
仏像は、ヒノキ、松、柘植、楠、白檀など、さまざまな木を使用して仏様を彫刻します。

■掛軸
掛軸には本尊の絵が描かれます。
中には、浄土真宗の名号(阿弥陀如来を讃える言葉。六字名号は「南無阿弥陀仏」、九字名号は「南無不可思議光如来」、十字名号は「帰命尽十方無碍光如来」などがある)や、日蓮宗の法華曼荼羅など、絵ではなく文字で表現されるものもあります。

■位牌
位牌には死者や先祖の戒名などを刻みます。
亡くなった人の依代(よりしろ:神霊や祖霊がとりつくもの)とされるため、どんな仏具よりも大切にされます。

■過去帳
浄土真宗では位牌を祀らないために、死者の記録として過去帳を用います。
過去帳に性根は入りません。

 

【五具足】

 

五具足とは、灯明(ローソク)1対と、花1対と、香(線香)のお供えのことです。
1対をひとつにして、略式の「三具足」で飾ることもあります。
どの宗派でも用いられる仏教の基本的なお供えです。

 

【吊り物】

 

仏壇の天井から吊るす仏具にもいくつかの種類があります。

■灯篭
灯篭は、本尊を明るく照らす仏具です。
最近は、火袋の中に電球を入れて、スイッチひとつで点灯できる便利なものになっています。

■瓔珞(ようらく)
瓔珞とは寺院や仏壇の天井から吊るす装飾品です。
本来は宝石などを連ねて作り、仏像の首や胸にかけて装飾しました。

■りん灯
りん灯はおもに浄土真宗で用いる仏具です。
従来は受け皿に油を浸し、灯芯を燃やして灯しましたが、現在は灯篭と一緒にスイッチひとつで点灯するようにできています。

 

【鳴り物】

 

鳴り物とは音を鳴らす仏具です。

■りん
りんとは、「ちーん」と鳴らす金属の仏具です。

■木魚
木魚は僧侶が読経の際に叩く鳴り物の仏具です。
魚の形に彫刻されています。

■木しょう
木しょうとは、日蓮宗で用いる木製の鳴り物の仏具です。
木魚に比べて甲高い音がします。

 

【お供え物】

 

お供え物を置くための仏具です。

■仏飯器
ごはんを盛る仏飯器は、真鍮製と瀬戸物があります。
真鍮製の場合はステンレスの落としがついており、そこにごはんを盛ります。

■湯呑
湯呑にはお白湯やお茶を入れてお供えします。

■高坏
高坏とは足が長く、天面が円形の仏具です。
天面に半紙を敷き、お菓子や果物などのお供えをします。

■供具
供具とは、浄土真宗で用いる仏具です。
六角形は本願寺派、八角形は大谷派です。
法事の時にだけ用いる仏具で、お餅や砂糖菓子を供えます。

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