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石材店のまぎらわしい広告について

お墓の建立は、一生に1度あればいいくらいに、普段はしない買い物です。
良心的な石材店と出会えれば一番いいのですが、まぎらわしい広告があるのも事実です。
この記事では石材店の紛らわしい広告についてご紹介します。

 
【お墓の費用は石塔だけではない】

 

たとえば、新聞の折り込みチラシなどで、お墓の写真の横に、「特別価格50万円!」という大きな目を引く表示があったとしましょう。
たしかに相場から比べるとこの価格は安いのですが、この50万円に何が含まれているかが大切です。
もしも画像に、石塔しか映っていないのであれば、つまり、霊標や外柵などはなく、ただ単に石塔だけが映っているのであれば、その広告には充分に気をつけましょう。
きっとそのチラシが意味するところは、「石塔が50万円」なのです。
しかし、お墓を建てるには、石塔だけを買えばいいものではありません。
基礎工事をして、墓地の周辺には巻き石を巡らせ、文字を彫刻したり、あんなに重い重い石を誰が運んで据え付けするのでしょうか。
こうした工事費や石材費も必要になってきます。
安い値段だけに釣られてしまうのは、充分に気をつけましょう。
 

 

【「御影石」のワナ】

 

中国産青御影石、インド産黒御影石・・・こうした表示をよく見かけます。
しかし、そもそも「御影石」というものはひとつしかないのです。
それは、兵庫県神戸市御影地方で採掘される「本御影石」です。
桜色の上品な石肌が人気の石材ですが、これ以外に「御影」と名のつく石材は、本来はありません。
これは石材業者が勝手に名付けたのですが、本磨きの墓石をまとめて「御影石」と呼ぶようになりました。
たとえば、「中国産高級青御影石」には、G688(福建省産)、AG98(福建省産)、K−12(黒竜江省産)などが含まれます。
「外国産高級黒御影石」の場合は、山西石(中国産)、PTR(インド産)、クンナム(インド産)などが含まれます。
もちろん石材によって品質や価格は異なりますが、実際にどの石で建立されるかは、石材店にしか分からないのです。
ですから、ただの「御影石」ではなく、その石がどういう名称でどこで採掘された石なのか、きちんと説明できる石材店に依頼しましょう。
 

 

【現品限りの危険性】

 

現品処分のための大特価は、売り手も買い手も納得できます。
売る方は在庫を早く処分したいですし、どんなものでも安く買えればいいという買い手であれば、双方が納得の商談が成立します。
しかし、墓地によってお墓のスタンダードは全く異なります。
ある墓地では高さ170cmくらいが当たり前でも、ある墓地では高さ190cmくらいが当たり前のこともあります。
安いからと、手を合わせられればそれでいいと、安易にお墓を買うのは気をつけましょう。
あくまでも、自分たちの墓地に見合った形や大きさで、納得のできる建立が望ましいです。
お金をかけるだけがよいとは思いませんが、後悔だけはしないようにしましょう。

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